アルファベット・ギリシャ文字には、形の似た紛らわしい文字がたくさんありますよね。
自分の書いた文字を読み間違えて計算ミスに繋がった経験がある人も多いのではないでしょうか?
大学でも通用する、筆者なりの書き分け方法をご紹介します!
2023/2/6追記
大学に入り2年がたった今,改めて書き分けの方法についてまとめました!
改訂版の方が圧倒的に見やすく,書き分け方法もさらにアップデートしてます.
特に理由がなければ,下の改訂版の方に進むことをお勧めします!(お手数おかけします..)
まずは一覧
ギリシャ文字の大文字は、今まで筆者自身が使ったことのない(=書き分け方法を考えたことがない)ものが多かったので、使ったことのあるものだけ抜粋しました。
ほんとに似た形多いですよね、、。(笑
特別きれいな字ということはないのですが、書き分けの参考になったらうれしいです!
書き分けのコツ
それでは早速、書き分けの種類ごとに紹介していきます。
Xxχλ×
左から、大文字エックス・小文字エックス・カイ・ラムダ・乗算記号
いきなり曲者を紹介します。
大文字X、乗算記号×はまっすぐの線をクロスさせ、前者は長方形、後者は正方形に近くなるようにして区別します。
小文字エックスはカイと区別するためにクロスさせない書き方をお勧めします。
ラムダはとにかく突き出しすぎないように気を付けましょう。(笑
UVuvν
左から、大文字ユー・大文字ブイ・小文字ユー・小文字ブイ・ニュー
フォントによってはv(ブイ)とν(ニュー)はもう一緒ですね(笑)
大文字ブイはフタを付けて大文字ユーと区別。
小文字ブイには両端にツノをはやし、ニューはツノなしで左側を若干反らせることで区別してます。
rγ
左から、小文字アール・ガンマ
書き始めの位置を変えるとなんとなく差がつきます。
ガンマの反りを気持ち抑えめにするといいです。
ガンマを右から書き始めるのは、実は正式なガンマの書き方らしいですよ。
Kkκ
左から、大文字ケー・小文字ケー・カッパ
大文字Kは3画で、小文字kは筆記体、κは2画で書いてます。
hnη
左から、小文字エイチ・小文字エヌ・イータ
hは筆記体にして上をくるっと。
イータは極端に伸ばしましょう。(笑
MΜμu
左から、大文字エム・大文字ミュー・小文字ミュー・小文字ユー
大文字ミューなんて使うのかといったところですが、相対質量として何度か見たことがあります。
大文字エムは筆記体で書くと大文字ミューとの区別がつかなくなるので気を付けましょう。
Wwω
左から、大文字ダブリュー・小文字ダブリュー・オメガ
大文字Wと小文字wは普段は大きさだけで区別してます。どうしてもってときは下でまとめて解説してます。
オメガは全体的に丸みを持たせてます。
どれかにツノをはやしてもいいかもしれませんね。
大文字と小文字
これらは筆記体を使ったり、一方にツノをはやすことで区別しています。
特に、Mは物理で、X・Yは数学で、大文字小文字が文脈に混在しうるので気を付けたいところです。
これらは普段は特別何か区別はつけていませんが、いざというときは少し形を変えて区別しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アルファベットがギリシャ文字をもとにしている以上、似ているのは当然と言えば当然ですが、困りますよね。(笑
筆者自身、受験生時代に、自分で文字を読み間違えたり、先生に読み間違えたりして困った経験があるので、
この記事が、手書き文字を書き分けるヒントになったらうれしいです!
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